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ビザ申請で不許可になった外国人の方へ(再申請への第1歩)

2021-03-26

  2024-03-25

 

ビザ申請で不許可になることは、実はよくあります。そして多くの場合再申請をすると1度目の申請より難しい申請になってしまいます。

 

ですが安心してください。不許可の理由によっては再申請して許可がでることがあります。まずは不許可になってしまう理由と不許可になった場合どうしたらよいかを一緒に考えていきましょう。

 

 

ビザ申請で不許可になった外国人の方へ

ビザ申請が不許可になる理由

ご自分で申請した場合に、「自分がなぜ不許可になるのか分からない」という方も多いのではないでしょうか?ちゃんと入管のホームページに書いてある通りの書類で申請したのに不許可になったというお客様もいます。理由がわからないと不安ですよね?まずは「不許可になる理由」をすっきりさせてしまいましょう。

 

不許可理由1.許可になる要件を満たしていなかったこと

ビザを申請して許可を得るためには、許可取得のための要件を満たさなければなりません。

 

例えば実務経験が10年必要な申請で9年10カ月しか実務経験がなかった場合や、必要な免許や資格が有効ではなかった場合などは要件を満たしたことにはなりません。つまり申請する前から要件を満たしていなかったこととになります。また、要件を満たしていなかったこと自体を知らなかったということも理由として考えられます。

 

この場合は専門家に依頼しても同じ不許可という結果となりますので、要件を満たしてから再チャレンジすることになります。

 

不許可理由2.許可になるはずだったのに説明不足や誤解を生む表記があったこと

こちらの場合は再申請により許可になる可能性があります。

 

このケースは、申請されたご本人が誤った情報や、古い情報から申請書を作成し、説明不足や誤解を生む表現、もしくは必要な書類の不備などで不許可になることが多くあります。こちらは逐一法務局のホームページには書いてありません。ですからそもそもどのような説明をすれば許可が得られる書き方なのかご存知ないのも無理はありません。

 

また、ビザに関しては法律や細かい決まりの変更が頻繁に起こるので、使えなくなってしまった情報や昔許可を取得した人から話を聞いて、そのまま申請して不許可になるというケースが後を絶ちません。

 

本来許可が出るはずの方まで不許可になってしまうのはとても残念です。また、同じようなケースでも、1人1人添付する書類、説明する書類は全く違うので、許可が出た人と同じ書類で申請しても許可が出るとは限りません。

 

このような場合はビザを専門とする行政書士などのサポートを受けることで、再申請により許可を取得できる可能性があります。もしあなたが再申請に不安をお持ちなら、専門家のサポートを受けることもご検討ください。専門家は毎日その情報をアップデートしているので、お客様の許可の可能性を引き上げる方法を知っています。

 

それでは次に、不許可になってしまった場合の対応について一緒に見ていきましょう。

 

 

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ビザ申請が不許可になった場合の対応

不許可理由は教えてもらえます

不許可になった場合、1度だけ出入国在留管理局に不許可の理由を聞きに行けることはご存知でしょうか?お手元に不許可通知書が届いたと思いますが、その不許可理由を見てもたった1行程度の説明しかありませんよね?これでは本当の不許可の理由なんてわかりません。まずここでは「不許可になった場合その理由を聞きに行ける」ということを覚えておいてください。

 

そして次にすることは、申請した出入国管理局へ出頭することです。一般の方の場合東京入管などで予約をすることはできませんので、番号を引いてご自分の番が来るまでお待ちいただき、自分の番が来たら個室で審査官と面談するという流れになります。

 

不許可理由ヒアリング時の面談でやってはならないこと

ご自分で申請して不許可だった場合に、不許可理由を聞きに行っているのかケンカをしにいっているのか分からない方がいます。

 

これはあなたのためにぜひ覚えておいていただきたいのですが、審査官にクレームをつけたり、意味のない説明を繰り返したりしても相手の心証が悪くなることはあっても、不許可が覆ることは絶対にありません。まずはこのような行為はしないという気持ちで面談に臨んでください。たとえ審査官の対応がよくなかったとしても、冷静に理由を確認していく必要があります。

 

そして覚えておいていただきたいのは、審査官には不許可理由を1つ1つ丁寧に説明する義務はないということです。つまり、こちらから聞いたことに細かく説明する義務がないということは、聞かれなかったことに答える義務は全くないということです。不許可理由は1つではないこともあります。

 

これはどういうことかといえば、再申請して許可を取得するためには不許可になった理由を知り、それに対して対策を練るということが絶対に必要です。それにもかかわらずその不許可理由をこちらが質問せずに聞き漏らしてしまった場合、対策の立てようがなく、再申請しても不許可になる可能性があるということです。

 

ここで再申請に向けてきちんと不許可理由を聞き出し、どの点を修正すれば許可の見込みがあるかという審査官の見解を引き出せるかがポイントとなります。

 

気持ちに余裕がない場合が多いかと思いますが、審査官も冷たく対応しているわけではなく、本来答えなくてもよいことを答えているんだと気持ちを切り替えて、じっくり確認しましょう。

 

外国人の方や申請に不慣れな方の場合、不許可理由を聞く際に十分なヒアリングを審査官に対してできない可能性があります。ポイントを絞って効果的に必要事項を全て聞き出すのはなかなか大変な作業です。

 

もしお一人で不許可の理由を聞き取れる自信のない方は、専門家が事前に不許可となった申請書類をチェックし、入管で不許可理由を聞く際のポイントや、再申請へ向けてのアドバイスもさせていただきます。

 

不許可理由確認事前相談サービス

 

こんな不許可理由は再申請できる?

 

「私は日本の専門学校に通う留学生です。もうすぐ卒業で、自分で留学から技術・人文知識・国際業務ビザに変更の申請をしたのですが、不許可になってしまいました。理由を聞きに行きたいのですがもう1度申請して許可がでますか?」

 

・・・こんな相談を受けることがあります。

 

不許可理由は人それぞれなので、申請した書類をよく見てみない限り判断できませんが、留学生の場合、大まかに次のような傾向があります。

 

■変更許可の可能性がある場合とは

  • 就職する会社での仕事内容と学校で勉強した内容に関連がない
  • 就職する会社に原因がある場合(過去の外国人雇用や経営状況が悪い)

→これらの理由の場合には、新しい会社と雇用契約を結ぶことで、ビザを変更できる可能性があります。

 

■変更許可の可能性がほぼない場合とは

  • 留学中に学校へほとんど行っていなかった
  • 資格外活動許可を取得してアルバイトをしていたが、オーバーワークが発覚した

→これらの理由の場合には、いったん帰国しなければならない可能性が高いです。

 

 

 

045-225-8526

 

 

入管への不許可理由確認事前相談

次のような方はぜひ不許可理由の事前確認相談サービスをご利用ください。

 

 

 

1回目と同じ内容で再申請をしてもムダです。

 

不許可の場合には、1度目の申請と同じ内容で再申請しても同じ結果となります。つまり、状況が変わらなかったり、足りない説明や書類があったりしたまま再申請しても時間とお金のムダになり、不許可という結果は変わりません。

 

また、1度目の申請内容を直せばいいと思って、1度目と矛盾する内容に適当に変えて申請すると、その矛盾を審査官は見逃しません。最悪うそをついたと判断され、今後ビザが許可になる見込みがなくなる可能性もありますのでそのような対応はしないようにご注意ください。

 

 

不許可理確認事前相談サービスはこちら

 

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この記事を書いた人

 

金森国際行政書士事務所代表 金森大
金森国際行政書士事務所 代表

金森 大

 

国際物流会社にて本社海外業務部を経てハンガリー駐在員事務所立ち上げ、同所長として駐在。帰国後、自身の就労ビザ取得経験から外国人ビザ取得のサポートに特化した行政書士事務所を開業。年間相談件数1500件以上。

 

【取材実績】

  • 新聞通信社「資格外活動許可と外国人アルバイト」(2019年3月11日)
  • 朝日新聞社「技人国と不法就労」(2020年9月28日)
  • 神奈川新聞社「飲食店での不法就労助長」(2020年10月5日)
    ほか多数

 

【講師実績】

  • 「技術・人文知識・国際業務」ガイドライン改訂(VICS行政書士渉外事例研究会)
  • 就労系在留資格事例紹介講師(VICA行政書士渉外事例研究会)2022年・2024年
  • 入管実務研修会講師(神奈川県行政書士会)
  • 国際行政書士養成講座講師(就労部門)2022年・2023年・2024年
  • 士業対象就労ビザセミナー講師(渋谷区)
  • 横浜中央支部研修会国際業務講師2022年・2023年
  • 「社会制度セミナー(外国人コミュニティ社会参加促進事業)」セミナー講師 第4回「知っておきたい在留資格 ~安定した未来を築くために~」((公財)かながわ国際交流財団) ほか多数

 

 

 

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