4カ月の経営管理ビザはどうやればとれるの?

2019-01-13

 

まずは結論から先にお伝えすると、4か月の経営管理ビザは実務上機能していません

 

4カ月の経営管理ビザがあるということは聞いたことがあるかもしれません。これは外国人の方が日本で起業したい場合に、現状協力者なしに1人で起業することが困難なため、その打開策として2015年に新設されたビザです。

 

この4か月ビザを簡単に説明します。まず外国人が日本で会社の設立を準備していることを書面で証明することができれば、ひとまず4カ月限定の経営管理ビザを発給されます。その4カ月の間に日本に来て会社設立登記や事務所の賃貸借契約をして、期限が切れる前に1年の更新をしてくださいね、という趣旨のものです。

 

ですが実際の実務では会社の設立準備をしていることを入国管理局に説明しても、「会社登記はしていますか?」「事務所は確保していますか?」という確認をされます。上で説明した法の趣旨と入国管理局の実際の対応に差がありますので、現時点ではこの4か月の経営管理ビザというものは出ません。

 

一方で、ネットで調べてみると「4か月の経営管理ビザでました!」という記事が出ているかもしれません。ですが、この真相は、通常の1年の経営管理ビザの条件で申請をするのは変わらず、お客様が4か月のビザを望んでいらしたので4カ月のビザで申請したそうです。ですのであなたには、はじめから1年の経営管理ビザを取ることをおすすめします。

 

 

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